「名古屋市立大学 医療・保険 学びなおし講座」毎週木曜日には「地域・在宅医療/老年医学」に通っています。
この領域の知識は、ほぼ持ち合わせていないので毎回新鮮で面白いですね。
臨床倫理・医療倫理ではACP(アドバンス ケア プラン)、臨床倫理四分割表。
老年医学では、フレイル。
胃瘻PEG(いろう)、”蟹江治郎 胃瘻”で検索
アルツハイマー認知症では、アミロイドβに代わって、タウたんぱくに注目が集まっているという話題でした。
昨日は、「認知症高齢者と自動車運転について」
認知症といっても様々で運転に関しては、アルツハイマーなら迷子、駐車が下手になり擦る・接触事故が多くなる、運転をやめた事を忘れ乗る。
レビー小体型認知症(夕方以降に幻覚・妄想が多くなる)見間違いが増え、よそ見で突っ込む、急に止まる。
ピック病(脱抑制、我慢ができなくなる)スピード違反、信号無視が増える。アルツハイマーの10倍事故率が増える
など認知症によって様々な特徴があるそうです。
認知症にかかわらず高年齢になると 判断力、適応力が落ちて来るので、使い慣れない道具で失敗しやすいそうです。
(乗り慣れたMTの車をATに乗り換える―パニック・混乱状態になった時にさらに失敗を重ねてしまう)
慢性痛・老年医学にしても、「学問的にはこういった傾向がある、けれど個人差が大きい」と締め括られるので、今まで通り目の前の患者さん一人一人に向き合っていくしかないと感じます。
小森