お勉強 鍼

今年は2、3月に鍼の講習会が続きまして4回出かけました。

 

学生さんに混じって、基本的な鍼の打ち方からおさらいしてみたり、

 

解剖学がメインの講義で、身体の内部構造の理解と想像力の大切さを改めて感じてみたり、

 

慶応義塾大学医学部の先生から、鍼灸・指圧等の外部からの刺激で身体に働きかけ変化を促すという治療の可能性の広がりについての講義で、治療って何でもありで自由だなあと、工夫の余地の多さを感じてみたり、

 

東京大学医学部附属病院の鍼灸部門の先生からは、肩こり、頭痛に対する実技講座を受けました。

実技のモデルさんは、その日の受講生で長時間のパソコン操作をすると目の奥が痛むという全盲の方でした

全盲なので目の疲労のせいではなく、パソコン操作の姿勢のせいで首の後ろが凝り、そのコリが目の痛みを起こしたという流れで鍼をしていました。

鍼灸組合の講習会なのでタイムリーなモデルさんがいて納得感がありました。

 

自分もその辺りのポイントに鍼を打っていましたが、僅かに深さが足りなかったようで、それを気をつけてたら講義以降成績がよくなりました。

さらに繊細な感覚が大切だと実感しました。

 

小森